THE STRUCTURE AND FUNCTION OF DNA(pp.192〜197)
■DNAとは
•Deoxyribonucleic acidの略
•4種類(A.T.G.C)のヌクレオチドから構成されている
•2本の長いポリヌクレオチド鎖から成る
↓
2本のDNA鎖がA-T間、G-C間で水素結合している
DNA鎖:化学的『極性』を持つ
5’末端(でっぱった部分 5’-リン酸基)
3’末端(ひっこんだ部分 3’-ヒドロキシル基)
A-T, G-Cの塩基対(base pair)
→エネルギー的に最も安定な構造をとろうとする=二重らせん構造
■二重らせん構造(double helix)
•1953年にワトソンとクリックが発見→発表
(※参考資料に当時のNatureに発表した論文をつけときます!)
•10塩基対ごとに1回転する
•らせんの2本鎖が逆平行(antiparallel)になっている時だけうまく対になる
↓
このようなヌクレオチド配列=相補的(complementary)
■DNA構造による遺伝のしくみの決定
☆疑問点☆
1.遺伝の情報は化学的にいかにして運ばれているか?
2.どのようなしくみで正確に写し取られるのか?
1.遺伝子のヌクレオチド配列をタンパク質のアミノ酸配列にtranslateしている
2.DNAのヌクレオチド鎖の相補性により、どちらの鎖も新しい相補的な鎖を作るための鋳型(template)となる
→情報が正確にcopyされる